五十路邁進日記

お酒、ジム、映画、読書、野球、韓ドラが好きで、リフォームや更年期などなど五十路話

柿を見れば思い出す、いや、本当は思い出したくもない!

前の、職場に
どんな会話も自分に引き寄せるトルネード、サイクロン戦法、ダイソンおばがいた。


〈画像はイメージ〉


お昼休みの休憩室では、
彼女の声が大きく響き渡る。


こういう人は今の職場にもいる。
ほとんどその人とは話したことないのに、
その人の家族構成やら
週末どこへ行って何を食べたのかまで、
いやでも耳に飛び込んでくる声、あるよなぁ


アニメ声やら
はたまた超低音ドスの効いた声
語尾伸ばしまくりの甘え声
車内のイヤホンの音漏れなんかより、内容が入ってくる分大迷惑


で、前の職場の彼女の話に戻りますが
ある時、私が柿を食べていたら
「あら、柿ですか!」というから「そーなの、今年初なの」と応えたら
「私、柿苦手なんですよね。食感が…
昔、虫が入ってるのみてしまったし」とか



丑の日の頃、どこの鰻屋さんが美味しいかなんて話していたら
「うなぎって苦手なんですよね、タレだけで充分」とか



ネスカフェアンバサダーの話からのインスタントやスタバの話していたら
「私はミルで豆から弾くコーヒーが好きなので、外では飲まない」とか



映画の話すると、
あ!それは、ね、なんて自分の感想振りかざし
挙句翌日には、いきなり大量のDVD やら本を貸してくれる
昨日、〇〇が好きだとおっしゃっていたので。と


フルタイムで働いて
電車通勤なのに、なぜそんな
夏休みの課題図書並みに
いったい、いつ見るんだぃ
好みを熟知した友のオススメならともかく


一応、初回は借りて、家まで持ち帰り、部屋の片隅に数週間おき、返しました。
常に家にいても彼女の存在が近くにあるようで、しかも一つくらいは見て感想述べねばと思いプレッシャー


2回目以降は丁重にお断り
そうしたら、次なるターゲットを見つけ、その人にまたまた、課題セット渡していました 


とにかく話題ジャックからの自分アピールすごくて、かまってちゃん


〈↑ジャックつながりからの、豆の木ないので、我が家のスクスク育ったアボガド!〉


この方、私よりもいくつか歳上
今まで嫌われなかったのかね、と疑問
人を不愉快にさせるのが特技


でも、まあ関わらないようにすれば、意地悪ではなく
人畜無害なので距離をおいていました。


もうその職場を離れてしまいましたが、先日
店頭に柿が並んだのを目にして
つい思い出してしまいました



こうやって彼女は色々な人の記憶の隙間にもぐりこんでるんだわ
思い出したくもないのに
一年に一度
いや、うなぎやら映画やら
一年に数回思い出してしまう
あの人は、いま、シリーズ並みに‥