映画「どうすればよかったか?」
連日、満席のドキュメンタリー
見てきた。
統合失調症を発症した、医大生の姉を
医師である両親が病気を認めず、25年家に閉じ込めた家族の記録を、弟がカメラを回して撮り続けたドキュメンタリー
鑑賞後、しばらく声が出なかった
退場する観客皆、同じく押し黙っていた
それだけ
あらゆる光景、叫びが突き刺さってきた。
親は子の幸せを願うもの
両親が、自分の価値観を曲げないで押し付け、それが幸せに繋がるのだと信じきっていた
どんなに高齢になり老いても、親の子に対する支配欲は変わらなかった
最後、娘が亡くなっても、曲げなかった
親と子の上下関係、支配関係が
対等になる瞬間があれば
少しはよかったのかなぁ
まさに
どうすればよかったのか
数日経った今でも、
映画を振り返り
自分と自分の家族との今後について考えてもしまう
みてよかったとつくづく思う