五十路邁進日記

お酒、ジム、映画、読書、野球、韓ドラが好きで、リフォームや更年期などなど五十路話

読了


最近

韓ドラばかり見て、

まんまと、ヴィンツェンツォは、ハマりました。残酷なシーンも多かったですが、コミカルなシーンがそれ以上、小ネタ満載、伏線回収しまくりで、よかったです。


読書が疎かだったのですが

一気に読みました。



この本は

東大生協でもベストセラー

学長も入学式の祝辞で触れたと。

東大生の強制わいせつ事件の話です。


ずっと読んでいる間、モヤモヤどんより、で

読んだ直後、真っ先に抱いた感想は


本の中の事件、記憶に鮮明で

同年代の娘、息子を持つ親として


子育てって難しいなぁ

とか

この危うい時期は、なんとか乗り越えられてよかった


この程度の優越感を18歳くらいから持ち続けてしまうことが

その後、ますます怖いもの知らずが増長していき

勘違いのまま、人の痛みもわからない、わかろうともしない

政治家をはじめとする日本を牽引していくであろう、いわゆる勝ち組の層を生んでいくんだろうな。と


サークルに入っていた女子たちの東大生への見方

このレベルなら釣り合う派と

逃してはいけない派

どちらにしても、そういう目で相手をみて、その後結婚したとしても

結局子どもにも夫と同じものを課して、望んで、今回の事件の5人のような家庭になるような気がしました。


実際に、

事件は切り取られた部分が報道され

それを全てと受け止めて

過剰にSNSが反応して

時として極端な方向に煽動され

真実がどんどんわからなくなる、

今の世の中の怖さを痛感


読んでる最中はあまり気分が良くない内容でしたが、ニュースの捉え方、報道の受け止め方など色々深く後から考えさせられる本でした。