五十路邁進日記

お酒、ジム、映画、読書、野球、韓ドラが好きで、リフォームや更年期などなど五十路話

トナラー被害


以前、某お笑い大御所が「トナラー」なる人について見解を述べていましたが、
実は最近私も、このトナラーに悩まされています。
 
トナラーとは、ガラガラに空いているのにわざわざ隣にくる人.だそうで、
 
たまにジムでも、ロッカールームで、
トレーニングが終わって戻ってくると、ほかにたくさん空いている所はあるのに、
隣が利用されていて、いやだな、
と思っていたら、しばらくすると隣の人が来て、
ロッカーの扉も半開きにしながら
ぶつからないようにしながら、
窮屈な思いをしながら、着替えるなんてこと、はあります。
ま、それならその日限りなので、次回はこちらからあえて、不便な位置に逃げて避けるということができます。
 
年配の人の言い分は、いつも同じ場所を使っていないとどこだか、わからなくなってしまうからだそうですが、、、
 
で、私が悩まされているのは
職場の昼食時のトナラーです。
 
いま、コロナ禍で、みなお昼休みも間隔をあけて黙々と休憩室でランチをしています。
私は窓際の外を見ながら食べられる、カウンター席を利用していて、このカウンター席は数が限られていて、あとは4人掛けのテーブル席になります。
一人でさっさと食事をして、韓ドラ見たり、昼寝したりする私には、カウンター席で十分で、平和で有意義なお昼休みを過ごしていました。
 

*写真はイメージ こんな広くはないです。実際は会議室の長机に椅子二つくらいです。


ところが、
梅雨時の大雨が続いたころ。
派遣社員が十数名採用され、人員が増えたころ。
雨がひどくて、外食派の人たちも休憩室を利用をしたり、新人研修のために社員も普段より多く同じような時間帯に利用する人が多かったりで、
休憩室も間隔をあけるのが難しくなっている時期がありました。
なので、普段空いている私の隣の横並びの席ももやや狭いですが、詰めて少しでも多くの人が利用できるようにしていたのです。
 
そのような状況で、私より10分くらい遅れて、そこに座る人が現れました。「ここ、いいですか?」「どうぞ!」のやり取りが最初はありました。
お隣さんも、黙々と食事をしてスマホをずっと見ていて、もちろん会話なく、黙食で。
ただ、すこし体格の良い人で狭さを感じるのと、彼女が肘をつく時、音と振動があり、仮眠中にやや気にはなっていました。
 
梅雨も明け、研修もなくなり、休憩室自体の利用者も減って、席もいくつか空くようになったのですが、先に私が食事をしていると、声かけもなくなり指定席のようにそこに座るようになりました。
えー?あちらもそちらも空いてるじゃないの!!と心の声が漏れそうになったことも。
端から見たら変な光景です。名前も知らないし、仲良くもないのに、窮屈なところに身を寄せ合って並んで座ってるんですから。
 
こういう日々が続き、あまりに狭いし、密なので、先に私が座っていたのにもかかわらず、途中で私が、空いている4人席へ移動したこともあります。
ま、ほかの席は日の当たり具合、空調の位置などの違いが多少はあるでしょうから、なんらかのこだわりがあるのなら、その席に固執する理由もわかりますが。
でも、私のほうががいつも先に来て、ご時世なので除菌シートで机をふいて、のんびり食事をしていると、あとから彼女がドーンとくるのです。
 
こんなことで日々やきもきするのも、無駄な神経遣ってバカらしいし、気にしないようにしているのですが、あ、これがトナラーと納得。
おそらく、私なんて目に入ってなく、毎回そこに座るからただ、何も考えずにそれを毎日繰り返しているのでしょう。
 
いま、電車や飲食店、駐車場でも多くのトナラーが現れているようです。
ま、平然と電車の中で化粧する人これはもう驚かなくもなりましたが、お弁当食べる人(東京メトロですよ!)、満員電車の中で立ったままサンドイッチ食べる人、吊革につかまりながら缶酎ハイ飲んでいる背広の人、も見かけたこともあり、周囲のことが目に入らない自室感覚、自分基準の人が増えているのかも。
 
そう考えたら、マスクはしているけど、大声で話す女子高生なんてまだかわいいものなのか、、、トナラー予備軍なのか。