週末の砧公園は
紅葉も終盤

目指すは
世田谷美術館で開催中の
グランマ・モーゼス展

70歳から絵を描き始め
80歳で個展を開き
101歳で亡くなるまで絵を描き続けたパワフルおばあちゃん
人生100年時代
人生二期作
の大先輩です。
70歳から新しいことの挑戦しようとするその姿勢
見習いたい。
そして、しっかりと歩んできた人生がリンクしているのも
素敵でした。

農家の嫁として
ずっと働いてきたからこその
日々の生活や季節の変化を
題材とした作品ばかり。
板に描いたものや、刺繍の絵もありました。
描かれているもの隅々まで目で追っていくと、時間がどれだけあっても足りないくらいでした。

農作業に追われる単調で多忙な生活の中にも
村人と協力して作業する姿や
子どもたちが大人になった時、楽しかったと思えることを意識した
ピクニック、ハロウィン、クリスマス、そり遊び、メープルシロップやリンゴバター作り、干し草作り、、、
など季節ごとの行事が盛りだくさん
ついついマスクの下で微笑みながら、見入ってしまいました。

あまりに素敵だったのでポストカードを購入

農作業で忙しいから、とか
年だから、とか
言い訳せずに、

今の状況や生活を楽しんできた
そんな前向きな人でも、
自分よりも先に
どんどん子どもたちが先立っていった晩年はどんな、心境で、どう悲しみを乗り越えたのかな、と。

公園内の美術館だけあって
親子連れも多く、
お子さんが絵を見ながらストーリーを考え
お母さんに耳打ちしているのが、聞こえるなど
絵も、
観る人も
ほのぼのと、温かい雰囲気に満ちていて
行ってよかったなぁと思える企画展でした。

ノートを買ったので
ダイソーのカレンダーシールで
来年の手帳にします。