五十路邁進日記

お酒、ジム、映画、読書、野球、韓ドラが好きで、リフォームや更年期などなど五十路話

50代の一人旅って〜2025年 青森①〜

若い頃の旅は、何か新しいこととの出会いや発見がたのしみだった。いうなれば、刺激探求型


しかし、50代の一人旅は

目的は、すでに明確

そしてその目的の隙間に

これまで積み上げてきたアンテナが反応し、はめ込んでいく。

癒し再確認型かと。



基本私は

酒メインのグルメ

温泉

そして美術館 の3つでプランを立てている。

隙間を、行ったことがない場所、面白そうなこと、たべてみたいもの、その時の天気や気分で埋めていく。


ここ5年、毎年一人旅をしている

2025年は、青森!これで日本全県制覇!!







旅の目的は、もちろん美術館。

旅のプランを練るにあたり、

青森の公共交通機関のみでは2泊3日を効率よく回れないと考え、

1日だけレンタカーを借りることにした。

車の運転ははっきり言って7 、8年ぶり。

しかし、札幌時代は少年団の活動やら家族のキャンプやら、地図を胸に抱きながら、読めもしない見知らぬ北海道の地名と悪戦苦闘しながら、全道走り回っていた。


そして日本全国の中で、

交通量を考えても、今回はチャンス!

家族から、やめたほうがいいんじゃない?

タクシーにすれば、なんて言われ一瞬ひるみそうになったが

いやいや、とにかくやってみよう!




レンタカー借りて市街地を抜けるまではちょっと緊張、

信号のタイミングがずれたり、

後続車から追い抜かれたり

街を離れて

青森の景色を満喫できるようになった頃には昔の勘を取り戻していた。


しかも

最近の車は至れり尽くせり!

自動で電気がつく、

それからナビももちろんついてる、

白線をちょっとでも踏もうものなら、警告音が

前の車に接近しすぎたらアラート音が、鳴る。

バックモニターなんて当たり前


そうやってたどり着いた。

念願の十和田市現代美術館、




そして十和田市名物のバラ焼きを食べて、



次の目的地は十和田湖。


奥入瀬渓谷はいってからは

緑のトンネル(いつも,こういう景色みると、胃薬サクロンのCMみたい、と陳腐な感想をいだく)



両脇には苔,滝の連続

観光バスとすれ違うのは緊張する。

そうやってたどり着いた十和田湖。

遊覧船と幻想的な青い湖の色眺めたら、なんか家族キャンプしてきた頃思い出し、懐かしくワクワクしてきた。



さぁ、どうしようかまだ時間に余裕がある。よし。

じゃあ行ってみるかと、

酸ヶ湯温泉を目指すことにした。

しかし湖からの道は

狭くて

きついカーブの連続、

前後に車がないのは救いでもあり

脱輪したら!クマにあったら!

緑だけが私の味方

昔とった杵柄ではないが、

北海道の峠をいくつも超えてきた私

だんだん運転そのものも楽しくなってきた。

そんなことしてるうちに温泉到着



千人風呂の混浴はやはり勇気がなくて入れず

注意書きに

みだりに異性を注視しないこと

って書いてあるものの、



そんな中には飛び込んではいけません。

なので、女風呂内湯に行くことにしました。


5分もすれば汗が吹き出し

硫黄の匂いもすごい。

ここでも、懐かしさがこみあげできた。

子供たちが幼稚園の時

時には1人で、時にはママ友も誘って、送ると同時に子供のお迎え14時リミットでニセコや小樽、由仁などの温泉に行ったものだ。帰りは道の駅で野菜買い込んで。

この辺りが

私の温泉好きと運転体力の原点になってる気がする。



そして青森市内を目指そうと思ったら、

通りすがりに八甲田山のロープウェーの時間までまだ間に合うとわかり、ロープウェーに乗った。

なんと101名定員のゴンドラに私1人!

遊園地でもこんな貸切はできまい。



頂上つくと霧がかかってて景色は見えず

クマ目撃看板にぞくっとしつつも、八甲田山の残雪の景色を見ることができた。



予定よりはやく、無事レンタカー返却

満タン返し

なんと8リットル!!

さすが今の車は燃費もいい。

勇気を出して借りた

レンタカーでの1日は

利便性のみならず、昔の自分を思い出せ、さらには久々の刺激もうけ、忘れられない2025年の一日になったとさ。


50代,私は、親なの?子なの?


50代のこの中途半端な年齢、





最近、

「親なんだから」と

子供のために世話になった人に挨拶すべきとか、

子どものために、〇〇してあげるべきとか

言われた


子供の行動は,一体いつまで親の責任,管轄なのか。



以前

とある著名人が40過ぎの息子の犯罪について謝罪会見をした時、違和感を持った。


育て方が悪かった。

家庭環境が悪かった。

一体、子どもが何歳になるまで言われるのか。


なのに、当の本人、子はもう、

親の意見なんて疎ましく思ってるだけで

良かれと思って助言したこと,指摘したことに、

猛反撃にあったり

挙げ句の果てに積年の恨み、こちらの人格否定にまで及んだりすることもある。


孫と触れ合うからか、

あの全幅の信頼に溢れた眼で見つめられていた時がオーバーラップする瞬間が多々あり胸がじんわりと温かくなる一方



30歳間近の、

我が子たちに睨みつけられると悲しみで胸がしめつけられる。

心筋梗塞で倒れるのではないかと思うくらい


子どもにキツい言葉言われると相当堪える。

夫に言われるよりもダメージ大きい。



親なんだから、、してあげよう、言ってあげよう、

これは、もはや、自分をも縛りつけることば。

もうお役御免でいいのだ。


〈我が家は,一見仲良し親子なのかな、よく子たちと飲みには行く、でもね、その実肝心なことは言ってはいけないのかも〉


と同時に



最近、「子供なんだから」と

親の通院や介護の付き添い等の役割も求められる。

時には保証人,身元引受人なども。


子供なんだから、、!


実際のとこ、親に世話になった期間は20数年

それなのに

一生、子供なのに、と言われ続け、

親の面倒責任負わなければいけないのか


50代は辛いよ。

私は、親なの?

子どもなの?


いいえ、50代の私は私

最後ともいえる健康と,安定した精神を有した,自立した私です。



最後のご褒美期と思い

自分を大事にしていこう


〈私も記帳してきました 偉大な親,家族のもとに生まれた人たちは,人には言えない苦悩もさぞかし〉


それにしても,

ひどいこと言うあいつ

親の顔をみてみたいわ


週末は 映画3本&念願のチョコミント

不忍池のハスも青々 6月の週末




公開日初日

みてきた

実話

「フロントライン」

豪華俳優陣の演技はもちろん

当時の緊迫感・記憶も呼び起こされ、

裏で起きていたこと

現在にいたってもなお、のこと



コロナ禍のあの時を記録として残すのにふさわしい作品


そして

そろそろ終わってしまいそうなのであわてて

「父と僕の終わらない歌」



胸の奥

のどの奥が、ひくついて涙も止まりませんでした


寺尾聰と松坂桃李の父子の姿,会話,思いの応酬に揺さぶられっぱなし


そして日曜日の朝イチなのに

前夜予約しようとしたら

どこも,ほぼ1番前,二列目の端しか空いてなかった

「国宝」



これは

映画館で観るべき作品


小さなスマホ画面ではだめ

劇中劇(歌舞伎の舞台)のシーンが多く、

3時間と長い上映時間を考えたら

集中して見たい

ましてや

動画配信1.5倍速観賞なんて言語道断

間を重んじる舞台なのだから



満席にもかかわらず、誰一人物音立てず静まり返る場面多く

お腹がなりそうでヒヤヒヤしました。



そして

ずっと行かねば!と思っていた

ココスのチョコミントフェア「チョコミン党」



堪能いたしました