映画「百花」と「92歳のパリジェンヌ」
みてきました。オールナイトニッポンも終わっしまい、最近菅田不足でして。
端的に言えば
認知症の母と息子の話です。
原作、脚本、監督が、川村元気
であり、原作との相違や切り取り感など、感じさせないであろうと迷わず、先に映像をみることにしました。
原作は娘がおすすめしていて、近々お下がりがきます。
息子と母の関係性、距離感、感情の描き方がうまいと思う。
たまに見せる、母の女の顔に戸惑う息子
娘とは違うのよね。
最近見た動画配信の映画で同じように
高齢の母と娘、息子の違いを感じたものが
「92歳のパリジェンヌ」
以前アマプラでも見て、いまはU-NEXTで。そのうちアマプラにも復活するのでは??
画像公式HPより
こちらはフランスの元首相の母の実話だそうで
一人で暮らしていて、鍋を火にかけたままボヤ騒ぎおこしたり、運転していて人を轢きそうになったり、おねしょをしたり、自信をなくした主人公が、親族の前であと2ヶ月後を自分の最期にすると宣言したことからの家族の反応。こちらはややクスッと笑えるコメディタッチ
息子からは
老いることが怖くて死にたいのか、うぬぼれだ!おむつでもはいておけ!
と言われ
これでいいでしょ、とスカートをまくり娘にオムツ姿を見せる
娘と息子の母の意思の受け止め方、関わり方の違いが、納得
息子にとって母はいつまでも母、ママなんだろうな
娘はある時から同志になってくれる。
娘との
幼い頃の回想シーン
昔の恋人を一緒に訪問するシーン
お花だらけの自宅で、シャンパンとご馳走を共にするシーン
すべて泣けました
最期の選び方について
先日のPLAN75と同じ題材ですが
こちらは、選択に対する家族の葛藤について描かれていて、身につまされる思いでした。
最近高齢者題材の映画多いけど
社会を、映し出してるわけで
私たちにとっては身につまされる予習
考えさせられることがありがたいきっかけ、
積極的に吸収していかねば!