五十路邁進日記

お酒、ジム、映画、読書、野球、韓ドラが好きで、リフォームや更年期などなど五十路話

29年越しの、スッキリ〜トラウマからの解放〜&読了

2週連続の新幹線
今回は大阪へ




およそ30年前
私が妊婦だった時
遠方の結婚式に招待された。
妊娠期間中経過もよかったが
なにより遠方初めての場所、
途中の乗り換えや帰り道など不安もあり迷いもあったが、
出席することにした。


すると
私の母は猛反対


〈東京駅前のイルミネーション 私の前に立ちはだかるクマのような母〉


切迫早産になったら?どうする
破水したら?どうする
インフルエンザにかかったらどうする?
電車が止まったら?雪でも降ったら?雷がおちたら?
とほぼ妄想、脅迫のような電話を毎日かけてきては、私が欠席するようにと、支配することに必死。
この時の
鬱々とした母とのやりとり
そしてストレスは
当時の日記にも記してあり
今でも鮮明に覚えている。
最後は電話線を抜いたような。



私は口には出さなかったけど
そんな脅すなら
行き帰り付き添って荷物でも持ってくれれば心強いのにな。
と甘えた考えを抱きつつ
半ば意地で遠路はるばる式場に朝早くから出かけたものだ。


もちろん
私は何事もなく無事予定日近くに出産。



〈街で見かけた切り株、大阪ならではのアレに見えたので思わずパチリ〉


そして今回、
妊娠後期の娘が
新幹線に乗って、友人の結婚式に出席するというので迷わずお供を申し出た。



今は、仕事も在宅中心で、
精神的にも肉体的にも内にこもりがちな娘も
古くからの知人と再会し
新郎新婦を囲んでの幸せいっぱいの時間を共にして
リフレッシュ、良い時間が持てたよう。



面白かったのは
つい11ヶ月前に自分も式を挙げたばかりなのに、
気分はもう新郎新婦の親の気持ちになってるということ。
産まれてくる子の将来に重ね、感慨深かったよう。頼もしい限り。




ま、道中、小さな意見の食い違いもあり、うるさがられたことも。
私のように
親にされてカチンときたことや、嫌だったことは、回避するなり違うアプローチするなりして
娘なりの令和の時代の育児、頑張って欲しいな。トレース不要、バージョンアップ、フルモデルチェンジの育児を期待。


私にとっての忌々しい妊娠後期の思い出が生かされ
娘にとって良い思い出の一つになってくれれば十分である。


最近読んだこの本、
ちょっと異常な面もうかがえる母と娘の話
最後、救いがあるのが辻村作品ならでは。




さー
2週連続でかけ、仕事も残業続きで、家の中はタイムカプセル。
高麗人参飲んでがんばろう